レーザーは印世紀の3大発明の一つです。

別世紀に入り、私たちの生活は飛躍的な発展を遂げました。なかでも、原子力、トランジスタ、レーザーは、今世紀の3大発明といわれています。

 

原子力は、原子の生み出すエネルギーが各種の動力源として、トランジスタはマルチメディアをはじめ情報科学や電子工学において応用されています。

 

一方、レーザーは通信、計測、微細加工、医療など、さまざまな分野に幅広く利用されています。

 

レーザーとは、簡単にいうと、特殊な装置によって発生させる高エネルギーをもった人工の光で、数多くの種類があり、それぞれに異なった性質をもっています。レーザーは、すべての光が平行で同じ方向を向くために指向性、集光性に優れており、特定の色にだけ反応する性質があります。

 

また、人間の体に適切にコントロールされたレーザー光線を照射すると、組織を加熱、凝固、炭化、蒸散させます。このようなレーザーの性質は、医療分野においてもさまざまに活用されています。手術用のレーザーメスは、血液を瞬間的に凝固させるため、脳外科手術には欠かせないものとなっています。また、胆石や子宮筋腫などの手術もレーザーを照射して取り除くケースも増えており、今後ますますレーザー治療には大きな期待が寄せられています。

 

医療レーザー脱毛は、1996年アメリカで開発された革命的な脱毛方法です。

 

レーザーが誕生したのは1960年のこと。アメリカのT・H・メイマンがルビーの結晶で初めてレーザー発振に成功しました。以後、次々に多種多彩なレーザーが誕生し、医療分野をはじめさまざまな分野に幅広く応用されています。

 

また、美容外科においても各種のレーザー治療が取り入れられるようになりました。なかでも、レーザーによって革命的な脱毛方法、いわゆる医療レーザー脱毛が誕生したのです。レーザーは特定の色素を選択的に破壊することから、シミやアザなどの治療に用いられていましたが、レーザーを照射した部分の毛が脱落して生えなくなることから新たに脱毛のできるレーザーが開発されました。

 

1983年にアメリカのロックス・アンダーソンが「選択的光熱治療」という論文を発表し、これが医療レーザー脱毛の最初の理論とされています。そして、1996年、この理論に基づいてメラニー・グロスマンがレーザーを使ってムダ毛の毛根を破壊する実践的な方法を発表。ここに、脱毛における革命的な方法が誕生しました。